公団住宅

条件が揃っていれば、安く借りることができる公団住宅。しかしながら、生活に困っている人のために賃貸する公団住宅に、長く住むという方も多く、実際、公団住宅に入居するには、長い年月が必要になることが多いです。利用したくても、利用できない状況を解決する糸口はあるのでしょうか?

公団住宅とは?

公団住宅とは、もともと、1955年にできた“日本住宅公団”のことを指します。そこで、賃貸用として、貸し出ししている集合住宅のことをいいます。現在は、日本住宅公団から、「住宅・都市整備公団」、「都市基盤整備公団」、「都市再生機構」などの名称に変化しています。都営住宅・道営住宅・市営住宅・区営住宅・県営住宅などの物件もあります。

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公団住宅の種類

地方によって、公団住宅の形が変わりますが、基本的には、集合住宅という形のものが多いようです。古いタイプですと、1棟2戸などといった平屋タイプ、そして一戸建ての公団住宅もあるようです。基本的には、ファミリータイプの公団住宅のほうが多いです。条件の中でも家族で住むという条件があるほうが多いのですが、高齢者向けなどで1人暮らし用の公団住宅もあります。

公団住宅の立地

公団住宅の立地は、基本的には、かなり良い条件の場所が多く、学校などの教育機関も近いのが特徴的です。そして、なんといっても、駅などが近くにあることから、利便性が高いです。

公団住宅の設備

公団住宅は、基本的な設備がほとんど揃っています。台所・浴室・脱衣場・トイレ・物置など、生活に必要なものは、ほとんど揃っています。最新の公団では、電気温水器や24時間換気システムなど、新しい設備が充実しています。そして、バリアフリーであることも推奨されています。ただ、まだまだ古い公団では、お風呂の設備がなかったり、実際、浴槽がレンタルになっているというような形のものも多いようです。

公団住宅に入居したい

基本的に、公団住宅は、住んでいる都市によってもいろいろと条件が変わってきます。公団に入居する方法も、空き待ちや順番待ちという公団住宅もあれば、審査で入居可能になる公団住宅などもあります。さらには、その町に何年か住んでいないと入れない場合もあれば、他の街からの移住も受け付けている公団住宅など、条件はさまざまです。公団住宅に入居するまでに、どんなことをするのでしょう?

〜公団住宅に入居するまでの流れ〜

1.公団住宅がどのくらいあるのか?どこにあるのか?

意外と自分の住んでいる地域のどこに公団住宅があって、何件あるのかを知らないという方が多いことから、できれば自分の地域の公団住宅がどのくらいあるのか?どこにあるのか?ということを確認してください。

2.公団住宅の募集があるか?

公団住宅の募集は、地域のホームページや、広報などに掲載されていることが多いです。公団住宅の情報が見つからない場合は、役所などで調べてみるのが早いかもしれません。

3.公団住宅の募集要項を確認する。

公団住宅の募集要項を確認します。期間が決まっている場合であれば、その期間中に、集めなければならない書類を集めます。わからないことは、電話での問い合わせや直接聞きにいくのがよいでしょう。募集要項によっては、いろいろと条件が変わってきます。そのことをしっかり確認して、希望の公団住宅を選びましょう。

4.公団住宅の申し込みをする。

募集要項の条件に見合ったら、公団住宅の申し込みをします。抽選型の場合は、何度も応募することで、抽選の確率が高くなるというような公団住宅もあります。

5.公団住宅の発表を待つ

公団住宅が抽選であるのなら、発表もあります。空き待ちの場合は、結果が出づらいので、気長に待つことも大事です。

6.公団住宅に入居する

公団住宅の結果で見事に入居できることになったら、入居の準備をはじめます。基本的には、保証人や前家賃・管理費などといったことも発生しますので、しっかり確認しましょう。他には、この期間に引越ししてくださいということもあります。

公団住宅の家賃

基本的に、公団住宅の家賃は、収入に応じて変化します。年に何回か、定期的に審査が行われ、次の年度の家賃が決まります。ほとんどの公営住宅は、最低家賃と最高家賃が決められているので、その金額を基準に探してみるとよいでしょう。基本的には、新しい公営住宅は、より高くなっていますし、古い公営住宅ほど、価格が低く設定されています。この収入が基準よりも高いと公営住宅に入居することは難しいといえます。もともと、低所得者のために、賃貸する住宅なので、より条件に合う方の入居を優先しているといえるでしょう。

公団住宅の抽選を上げるには?

公団住宅の抽選を上げる方法はありません。地域によっては、人気のある公団住宅と人気が少ない公団住宅がありますし、倍率が低い物件に応募するのもひとつの手です。他には、新築物件の公団住宅募集の時は、誰もが新しい公団住宅に入りたいと感じるので、倍率が高いです。しかし、他の住宅の倍率が低くなるため、いい時期をうまくねらってみるといいかもしれません。地域によっては、公団住宅に入る条件として、「子供がいる方優先」という公団住宅もあります。子供の少ない地域では、子供を増やすために募集しているというところもあるので、参考にしていただきたいです。さらに、実際、どれだけ生活が辛いのかということをしっかり、わかってもらうことも大事です。すでに、公団住宅の申し込みをする時点で、審査は行われています。軽い気持ちで応募する人もいれば、本当に困っている人もいる。代理で申し込みするという方は、無条件で、審査の対象外になります。そういった、基本的なことをしっかりとすることが大切なのです。

公団住宅の改革

今までは、公団住宅は、どんなに収入額が上がっても、入居していられるというのが特徴的でした。しかし現在、本当に住宅に困窮している人に入居してもらうことができないため、改革が行われつつあります。公団住宅に入居するための収入額がある一定の条件以上で、なおかつ2年間変動がない場合に、公団住宅の明け渡しを行うこと。地域によって、条件は違いますが、このような形に変化しつつあります。もともと低所得者のために設置されているのが公団住宅なので、条件が厳しくなってきているようです。これから先の公団住宅は、一時的に余裕を作るための住宅だということになります。このような改革によって、現在、住宅に困窮している方々が、より入居しやすくなります。公営住宅に入居したい方は、あきらめずに、応募していってください。そして、余裕ができたら、きちんと明け渡しましょう。

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